アムール河の波 / 北川記念ロシア民族楽器オーケストラ
2019
動画
作曲:M.キュッス
Амурские волны / М.Кюсс
北川記念ロシア民族楽器オーケストラ(ドムラ、バラライカ、バヤン、グースリ)
指揮:北川翔
アコーディオン:大田智美、荒木奈緒子
フルート:岩下しのぶ
パーカッション:岡山晃久、小栗久美子、刀根直仁
<賛助>
バラライカ:ワディム・カルーギン (Вадим Калугин)、ニコライ・カターエフ (Николай Катаев)
ドムラ:ナジェージュダ・カターエヴァ (Надежда Катаева)
北川記念ロシア民族楽器オーケストラ創立10周年記念演奏会〜軌跡〜
2019年10月27日 東京・ティアラこうとう大ホール
アムール川は、ロシアでは「母なるヴォルガ/父なるアムール」とヴォルガ川と並び慕われる大河。中国との国境を流れてオホーツク海に注ぎ、冬には北海道沿岸に流氷をもたらす。
そのアムールを讃える当作品も、やはりロシアで愛される楽曲。作曲者のマクス・キュッス(1874-1942)はオデッサに生まれ、兵役で東シベリアに赴任中にこの曲を書いたとされる。1903年にウラジオストクでレコードが発売され、ヒット曲となった。
キュッスは第二次世界大戦直前にオデッサの吹奏楽団の指揮者になり帰郷したが、その後、侵攻してきたナチス・ドイツ軍によって銃殺されたという。